演劇
今日のラジオ深夜便の午前4時台〔私の人生手帖〕は、平田満だった。平田氏は、大学に入るまで演劇のことには興味がなかった、と話していた。大学1年のときにある劇団の芝居の最後の公演を観て、その片付けを手伝って、なりゆきで打ち上げにも出てしまった。…
昨日、西田敏行さんが亡くなった。>西田敏行さん 自宅に俳優仲間が続々弔問 柴俊夫、松崎しげる、田中健…五人会が涙の再会 竹下景子も姿見せるgooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/dailysports/entertainment/20241018139 > 17日に76歳で亡くな…
今夜のファミリーヒストリー「角野卓造~夢と信念に生きた家族たち~」を観た。それなりに興味深かったものを観せられた。 私は20歳のときに役者に憧れて、その勉強をしようとした。そのときに私はどういう道をたどったら演劇界で生きられるか知らなかった。…
友人からメールが来た。演劇集団水無月が8月9日に佐久市で公演するという。私は、すげぇなと思った。 私は20代の前半のときに大宮(今のさいたま市)で演劇をしていた。4・5回舞台には出ていたと思う。26歳で結婚してから、演劇から離れてしまった。そのあと…
今夜、「news23」を観たら、野田秀樹と高橋一生がインタビューを受けていた。現在公演中の #NODA・MAP 新作舞台「兎、波を走る」の話をしていた。 私が22・3歳の頃、東大生協駒場店で働いていたときに、仕事が終わってから野田秀樹が公演していた芝居を観たこ…
今朝の6時40分ぐらいからのサタデーエッセイ(NHKラジオ第一)は仲代達矢だった。(「サタデーエッセイ仲代達矢」という九想話は、今回で2回目になります)「無名塾2021~2022 仲代達矢役者七十周年記念作品『左の腕』」の公演が終わった。全国公演中、仲代…
劇団をやめない、と決めたものの私は辛かった。なにしろ茨城の訛りはそう簡単に直せない。芝居の稽古中は、しょっちゅう茨城訛りでK坂さんに怒鳴られていた。それでも月日は進み、10月の公演の日がきた。土曜日、喫茶店が閉店してから、劇団全員で喫茶店の中…
劇団中野Kをやめるつもりだと、劇団で一番仲の良かったK塚に話した。彼は、もう1つの芝居「バーサよりよろしく」のセントルイスの娼婦バーサの恋人を演じていた。背は高く頭は天然パーマでカッコよくて、声がよく通った。彼がバーサの恋人ということには、ま…
私がやる「最後の金時計」という芝居の相手役の老営業マンは、劇団の最年長のMさん(40歳ぐらいだったかな)だった。演劇歴は長く、過去にヨーロッパのある国で芝居をやったこともある人だと教えられた。私はそのことだけでも気後れしてしまった。その芝居に…
中野Kは、東京の中野区にあった劇団だった。中野駅から歩いて15分ほどのアパートに事務所があった。劇団員は、10人弱だったと思う。劇団のリーダーは、K坂という男だった。私は5月の頃に劇団に見学に行ったと思う。劇団は秋に、喫茶店を一晩劇場に変えて芝居…
今日の連続テレビ小説「なつぞら」の雪次郎を観ていて、昔の自分を思った。私は21歳のときに演劇で生きたいと思っていた。21歳の冬、ある劇団の人と知り合った。その劇団はこれから作るという。あるデザイン学校の学生が多くいて、その他には大学生が参加し…
今朝のNHKラジオの「サタデーエッセイ」は、仲代達矢(84歳)だった。毎年、ニューヨークに行っていて、今年も時間が空いたので行ってきて、芝居を10本観た。マーティン・スコセッシ監督(だったと思う)と会って1時間ほど話したという。今年は、10月から「肝…
観てきた。感動しました。なんといっても、能登演劇堂がいい。 ↑これ、私です。舞台後壁の大扉が開いて、能登の森が見える。そこから馬に乗った兵士が、軍隊がやってくる。森が揺れる。そのスケールの大きさに体が震えた。魔女3人がよかった。なんといっても…
昨日、水無月の芝居を女房と観てきた。前回は九想話で調べたら、2000年の9/2に観ていた。その前年にも試演会で観ています。内容は知っているのですが、私は何度も泣いた。娘が幽霊の父に、ピカドンの落ちたときのことを語るとき、死んだ同級生のことを話すと…
今日、ラジオに柄本明が出ていた。TBSの「小堺一機のサタデー・ウィズ」という番組で、小堺が柄本明にいろんなことをインタビューしていた。柄本は20歳のころ、年末に先輩に誘われて、早稲田小劇場の芝居を観た。その芝居がとても面白かった。1月5日、会…
水無月の芝居を観てきました。全体としてはよかった。別役独特の展開で芝居は動き、芝居の最後のほうで、八木重吉の詩が渦巻くように語られたのがよかった。会社に行きたくても行けない人間の話だった。作・構成・演出した友人に訊くと、3分の2、別役の戯…
やっと公演の知らせが来た。演劇集団水無月、今年最初の芝居です。水無月のことは、2002/10/25の九想話に書いたので、同じことは書かないようにします。去年今年と、団員それぞれいろんなことがあり、大変だったと思う。それにしても、あの人たちの演劇に対…
とうとう来た。演劇集団「水無月」の公演の知らせが。今年はまだ一度もやってない。そろそろ水無月も解散かな、なんて思ったりしていた。大宮(現在、さいたま市)の倉庫を借りてそれを稽古場にして、もう20年以上活動してきた。稽古場の維持費が大変なん…
今日は、大宮(今は、さいたま市)の、水無月稽古場に行った。「演劇集団 水無月」の試演会を観てきた。以前にも書いたけど、この劇団の前身のとき、私も参加していた。やったのは、「中原中也を巡って」別役 実 作「太郎の屋根に雪降りつむ」より構成:菅谷…
私が初めて人前で芝居をやったのは、23歳の秋だったと思う。そのときの劇団は、中野勤演(中野勤労者演劇会議)というなんか堅苦しい名前の劇団だった。誰かの紹介で入ったのだが、くわしいことは忘れた。その年の春か夏の初めに中野勤演に行くようになっ…