明日、義父が退院する。といっても一日だけです。
ここのところ体調がいいので、24時間の外泊が許された。
主治医の配慮のようだ。
最後に家での時間を過ごしてもらうという。
明日、つれあいが実家に行く。
一つ下の弟も来るらしい。
私は行かない。
親子4人で最後の団欒(だんらん)を過ごしてもらいたい。
女房の話では、
小さな会社で働いていた義父は貧しかったようだ。
都営住宅の2Kで家族4人ささやかに暮らしてきた。
女房(このときは入籍していないのでなんなのだろう。
同棲していたから同居人か)に連れられて、
練馬の実家に初めて行ったとき、私は正直びっくりした。
こんな小さな家で家族4人暮らしてきたのか!と。
私も負けずに貧乏暮らしをしてきたが、
茨城の百姓なので家だけはそれなりに大きかった。
(潰れそうな茅葺き屋根の古い家でした)
都営住宅の2Kというのは狭いです。
庭にプレハブで作った部屋があった。
そこで女房と弟は思春期を過ごした。
現在、古い住宅は建て替えられて、
義父たちは2DKで暮らしていた。
明日、親子4人で何を話すのだろう。