九想庵

埼玉の田舎で暮らしています

女房は就活中-その後

女房が就職を希望して面接した会社から、今日までなんの連絡もなかった。
妻は「もうあそこはいい、別なところを探す」と先週末にいっていた。
そして、スマホハローワークの求人サイトをのぞいては、いろいろ会社を探していた。
「この学校給食委託会社いいかな? 家から歩いて行ける」
「いつも行くこのスーパーで、清掃人を募集している」
などと私にいってくる。
私としてはなんといったらいいか困っていた。
面接したときに妻は、「1週間ぐらいで返事をします」といわれたという。
なのに、1週間たっても〝なしのつぶて〟です。
「1週間たってもなんの連絡がないのは、まともな会社じゃないな」と私は思った。
私は自慢じゃないが、これまで25回以上は転職している。
就職を求めて面接は100回以上はしてきた。
(1回の転職で、だいたい平均して4回以上は面接をしてきた)
それで1週間以上たって返事がないということは、まずなかった。
(つまらない経験談ですね)

今日妻は、ハローワークに行きたいと私にいう。
「1週間以上たっても面接した会社からなんの返事もないので、次のところを探したい」
と職安の人にいいたい、という。
それで今日の10時頃、ハローワークに行った。
2人で30分ほど職安で待った。
女房が呼ばれて、担当の人と話した。
ハローワークの担当者が、女房が面接した会社に電話をしていた。

ハローワークを出るとき妻が話してくれた。
「私、採用されたみたい、ただ上司の承認がすんでなくて、連絡ができなかったんだって」
いったい上司が何人いる大会社なんだ、と私は思った。
今日の午後、女房に「採用します」という電話があった。
「今日、職安に行ってよかった」と妻は喜んでいた。

女房の仕事は大学の新学期が始まってからです。
なので妻は3月中、どこかに旅行に行きたいという。
それで今やっている北陸応援割りを使って行こうか、となった。
茨城の友人に電話で相談した。
「女房の仕事が決まったから3月中に、北陸応援割りを使って旅行に行くことにした」というと、
「それじゃ、一筆書き切符を使えばいい。旅費が安くなるよ」という。
私はそれからパソコンを立ち上げて、〝北陸応援割り〟〝一筆書き切符〟を調べた。

女房もスマホで〝北陸応援割り〟を調べていた。
その結果、もうあまりの人気で〝北陸応援割り〟の予約がいっぱいになり、
予約受付を終了したというホテルがあるという。
私もパソコンでそれらのことを検索してみたが、かなりのホテル・旅館が受付を終了していた。

私は、大宮ー金沢ー京都ー大宮なんて〝一筆書き切符〟を考えて、パソコンで調べてみた。
だけど、泊まるホテルが決まらなければそれは難しい。
いろいろパソコンを見て考えていると、
「私はそんなに電車に乗りたくない」と女房がいう。
女房が考えていたのは、どこかに1泊したいということだった。
私も〝乗り鉄〟ではないので、そんなに電車に乗りたいとは思わなかった。
〝北陸応援割り〟も受付終了しているホテルがあり予約は難しそうだった。
私はもうめんどくさいから、3月に旅行はやめようという気持ちになった。

女房が「それなら北陸に行かないで、別なところに行こうか」という。
それで、〝北陸も一筆書き旅行〟も関係なく行こう、となった。
今の私たちとしては、ひとつの人生の区切りとしてどこかに旅したかった。
お金のことは考えずに、どこかに妻と旅したいと思った。
寝る前に女房は、奈良のいろいろなお寺に行こうかという。
今1人、酒を飲み九想話を書きながら、奈良のお寺巡りもいいな、と思った。
なんと昨日1ヶ月ぶりに、日本酒(月桂冠の「月」1.8リットル)を買ってしまった。
私は、この程度の日本酒で満足です。
そりゃ、それなりの吟醸酒を飲みたいですが・・・。