「また、ビデオがおかしくなったのよ」
夜、女房の母親から電話があった。
1ヶ月ぐらい前、
電気の量販店で4,800円というビデオを買った。
そのビデオを家でテレビにつなぐと、
まったく作動しなかったらしい。
韓国製だったので、
日本製のものにしてもらったそうだ。
結局、2万円ぐらいになってしまった。
ところがそのビデオもだめで、
メーカーの人に来てもらったそうだ。
同機種の別のビデオに替えてもらい、
通常に動くようになったという。
ところがそのビデオがおかしくなった。
音声は出るが、画像が出ないという。
ふつう女房の両親はビデオは使わない。
女房の弟の子どもたちが来たときに、
アニメなどを見せるためにビデオが必要なようだ。
しかし、こんなに不良品がつづくことがあるんですね。
女房の実家ではこれまで電気製品を買うのは、
街の電器屋で、ほぼ定価で買っていた。
だからどれも同じメーカーのものです。
配達して設置してくれて、
あとあとまで面倒をみてくれていた。
最近、実家の近くにコ○マ電気が開店し、
チラシに載っていた4,800円のビデオにひかれて、
買ったらしい。
うちで買う電気製品は、全部量販店だ。
だから、全部メーカーがちがう。
韓国製も台湾製も国産もある。
現品処分で安かったものもかなりある。
不良品もあったが、それなりに私が対処してきた。
年老いた両親には今回のことが、
かなり負担になったようだ。
「もう、コ○マ電気では絶対買わない」
とお義母さんは怒っていた。
「お義母さん、コ○マ電気で売っているものすべてが
不良品ということはないよ」
そういっても、もうお義母さんの気持ちは変わらない。
コ○マ電気の対応のしかたがよくなかったようだ。
こんど電気製品を買うときは、
私に話してくれるよういってみよう。