昨夜、「24時間以内に人質解放をする」という
犯人側のメッセージはどうなるかな?と思い、
4/12の午前3時まで起きていた。
ラジオ深夜便の1時台の
〔ないとエッセー アンコール〕「数の不思議を小説に」
という、作家小川洋子の話がよかった。
久しぶりにいい話が聴けたと思った。
1月に放送した〔ないとエッセー〕を
4日分放送してくれたのです。
小説「博士が愛した数式」を書いた
心の内側を話してくれた。
この小説のことは、TBSラジオの「ブック・ナビ」でも
去年紹介されていた。
私の“愛する”九想庵の読者のひろのさんも、
> 「博士の愛した数式」を読んだ。
> ほぼ2時間で読み終えた。
> 最近読んだ本の中で、突出してよかった。
> 職員室だったが、ちょっぴり泣いてしまった。
> とにかくよかったのだ。
と1月30日の日記に書いてあった。
私も読みたいと思っているのですが、
今のところ読んでいない。
子どもの頃、数学の嫌いだった小川洋子さんは、
数学者藤原正彦の本を読んで数学に興味を抱いた。
(この人は、サイトで調べたら新田次郎の次男なんですね)
「素数」「完全数」「虚数」「友愛数」という数字に、
文学を感じたようです。
小説は、博士と派遣家政婦とその子どもの話で、
子どもと博士は阪神が好き、(オレモ。オヨビデナイ)
江夏の背番号「28」が「完全数」だという。
家政婦の誕生日が、2月20日で、
博士のもらった時計の番号が「284」、
「220」と「284」は友愛数だ。
メモをして聴いていたので、
この先いくらでも書けますが、やめます。
いつかこの本を読んでからあらためて書きたい。
いつのことやら…。